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内臓脂肪型肥満と子宮体がん
子宮がんには、頸部(入口)にできる頸がんと、体部(奥)にできる体がんがあります。
日本では従来、頸がんが子宮がんのほとんどを占めていましたので、子宮がんといえば頸がんのこととされてきました。
しかし近年は体がんが増え、子宮がん全体の20〜30%は体がんといわれています。
体がんは頸がんよりやや高齢者に多く、40代から増えはじめ、50代と60代が最も多く、閉経後になる人が80%以上を占めています。
未妊・未産の人に多く、月経不順だった人に多い傾向があります。高血圧、糖尿病などのある人、肥満タイプの人にも比較的多いようです。
子宮体がんが肥満女性に多いことは以前から知られており、ある報告(イエンセン)によると、414名の子宮体がんのうち73.4%が過体重者であり、55.8%が肥満であったといいます。
またアメリカ癌学会の研究では、標準体重+20%では子宮体がんによる死亡の相対危険率は1.85、+40%では5.42であり、子宮体がんがいかに肥満とかかわりが強いかがうかがえます。
子宮体がんが肥満女性に多いのは、乳がんと同様、エストロゲンと密接に関係していると考えられています。
子宮体がん患者の食生活を調べた研究では、脂肪摂取量が多く、緑黄色野菜、果実、穀物、牛乳、魚の摂取量が少ないことがわかっています。
穀物、野菜を中心とした低脂肪食で肥満を解消し、子宮体がんを予防しましょう。
日本人の子宮がんというと頸がんが中心で、全体では死亡率が年々減少していますが、
体がんについては逆に上昇しています。
この体がんは、昔から、肥満した女性に多く、高血圧、糖尿病などを合併する女性に頻度が多いといわれています。
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